「スペシャルティコーヒーのニュース | AMBER & JADE ROASTERS」
コーヒーフィルターで味わいが変わる理由 - アンバー&ジェイドロースターズがフレンチプレスを使う理由
金属フィルターとペーパーフィルターの違い、コーヒーオイルがもたらす香りと甘さ、そしてアンバー&ジェイドロースターズがフレンチプレスを使う理由を、スペシャルティコーヒーのスペシャリストが解説します。
続きを読む2月の人気コーヒー豆TOP3 | AMBER & JADE ROASTERS
2026年2月に特に愛されたコーヒー豆TOP3を発表。第1位FRENCH BLEND、第2位バレンタインブレンド、第3位HISUI BLEND。Cup of Excellence国際審査員が焙煎するスペシャルティコーヒーをご紹介。
続きを読むコーヒー品種の世界 | World Coffee Researchのバラエティカタログから学ぶ
コーヒー品種の多様性を知る スペシャルティコーヒーの世界では、品種(バラエティ)が味わいに大きな影響を与えます。World Coffee Research(WCR)のバラエティカタログは、世界中のコーヒー品種を科学的に分類・記録した貴重な資料です。 ワインにおけるブドウ品種と同様に、コーヒーも品種によって風味特性が大きく異なります。フローラルで華やかなゲイシャ、クリーンで甘みのあるティピカ、ワインのような複雑さを持つSL28など、それぞれの品種が独自の個性を持っています。 品種の特性を理解することで、あなたのコーヒー体験はさらに豊かなものになるでしょう。 この記事では、WCRのバラエティカタログを参考に、伝統的な品種から最新のネクストゲイシャ種まで、コーヒー品種の魅力的な世界をご案内します。 主要なコーヒー品種 1. ティピカ(Typica) 最も古典的なアラビカ種の一つ。クリーンで甘みのあるカップ品質が特徴です。 風味特性: 繊細で複雑、フローラルなアロマ 栽培: 病害に弱いが、高品質なコーヒーを生産 2. ブルボン(Bourbon) ティピカの自然突然変異種。甘みとボディが豊かな品種です。 風味特性: キャラメルのような甘み、バランスの良い酸味 栽培: ティピカより収量が多いが、やはり病害に弱い 3. ゲイシャ/ゲシャ(Geisha/Gesha) エチオピア起源の品種で、近年最も注目されている品種の一つ。 風味特性: ジャスミンのようなフローラル、ベルガモット、トロピカルフルーツ 栽培: 高地での栽培に適し、独特の風味が持ち味 国際的な品評会でその名を世界に轟かせた。 4. カトゥーラ(Caturra) ブルボンの自然突然変異種。コンパクトな樹形が特徴です。 風味特性: 明るい酸味、クリーンなカップ 栽培: 収量が多く、管理しやすい 5. SL28 & SL34 ケニアで開発された品種。ケニアコーヒーの特徴的な風味を生み出します。 風味特性: ブラックカラント、トマトのような酸味、ワインのような複雑さ 栽培: 干ばつに強い 代表的な産地: ケニア ハイブリッド品種 カティモール(Catimor) カトゥーラとティモール・ハイブリッドの交配種。病害抵抗性が高い品種です。 風味特性: ボディが強く、やや土っぽいニュアンス 栽培: さび病に強く、収量が多い 代表的な産地: 中米、アジア F1ハイブリッド World Coffee Researchが開発に関わる次世代品種。高品質と病害抵抗性を両立します。 風味特性: 親品種の優れた特性を継承 栽培: 気候変動に対応できる可能性 代表的な産地: 中米、東アフリカ(試験栽培) ゲイシャとネクストゲイシャ - 最高峰の品種 ゲイシャ/ゲシャ(Geisha/Gesha) - スペシャルティコーヒーの頂点 エチオピア起源の品種で、2000年代にパナマで脚光を浴びて以来、スペシャルティコーヒー界の最高峰として君臨しています。 風味特性: ジャスミン、オレンジブロッサムのような華やかなフローラルアロマ ベルガモット、レモングラスのシトラス系の明るさ トロピカルフルーツ(マンゴー、パパイヤ、ライチ)の甘み 紅茶のような繊細なボディとシルキーなマウスフィール 栽培特性: 標高1,500m以上の高地栽培で真価を発揮 収量は少ないが、カッピングスコア90点以上も珍しくない 温度変化に敏感で、栽培には高度な技術が必要 代表的な産地: パナマ(エスメラルダ農園が有名)、コロンビア、エチオピア ネクストゲイシャ - 次世代の希少品種 ゲイシャの成功を受けて、世界中で新たな希少品種の探求が進んでいます。これらの品種は「ネクストゲイシャ」と呼ばれ、ゲイシャに匹敵、あるいは超える可能性を秘めています。 シドラ(Sidra) - エクアドルの宝石 エクアドルで発見された謎多き品種。遺伝的起源は完全には解明されていませんが、ティピカとブルボンの自然交配種と推測されています。 風味特性: ストーンフルーツ(白桃、アプリコット、ネクタリン)の芳醇な甘み オレンジブロッサム、ラベンダーのフローラルノート ワインのような複雑な酸味と長い余韻 シルキーでクリーミーなマウスフィール 栽培特性: 標高1,600m以上の高地で最高品質を発揮 収量は極めて少なく、栽培農家も限定的 デリケートな品種で、精製方法が風味に大きく影響 代表的な産地: エクアドル(ロハ県)、コロンビア(ウイラ県、ナリーニョ県) カッピングスコア: 86-91点を記録 チソロ(Chiroso) - コロンビアの野生種 コロンビアのウイラ県で発見された野生種。ゲイシャを超える可能性を秘めた、最も注目されているネクストゲイシャ種の一つです。 風味特性: ジャスミン、ラベンダー、エルダーフラワーの強烈なフローラル ベルガモット、レモンバーベナのハーブ系アロマ マンゴー、パッションフルーツ、ライチのトロピカルフルーツ 紅茶のようなタンニンと複雑な余韻 栽培特性: 非常にデリケートで栽培が極めて難しい 収量は商業生産には不向きなほど少ない 標高1,700m以上の冷涼な気候を好む 代表的な産地: コロンビア(ウイラ県、カウカ県) 特徴: ゲイシャよりもさらにフローラルで、香水のような華やかさ カッピングスコア: 88-92点を記録 イエメニア(Yemenia) - 古代品種の復活 イエメン起源の古代品種。アラビカ種の原種に近い遺伝子を持ち、モカコーヒーの伝統的な風味を現代に伝えます。 風味特性: ワイルドベリー(ブルーベリー、ブラックベリー)の濃厚な果実味 ダークチョコレート、カカオニブの深いコク カルダモン、シナモン、クローブのスパイシーなアロマ ワインのような発酵感と複雑な余韻 栽培特性: 乾燥した高地環境に適応 伝統的なテラス栽培で丁寧に育てられる 精製は主にナチュラル(乾燥式) 代表的な産地: イエメン、一部中南米で試験栽培中 特徴: モカコーヒーの伝統的な風味プロファイルを持つ希少品種 ローレル(Laurel) - エルサルバドルの新星 エルサルバドルで発見されたブルボン系統の突然変異種。バランスの取れた風味が特徴です。 風味特性: オレンジブロッサム、ハニーサックルのフローラル ハニー、キャラメル、ブラウンシュガーの甘み アーモンド、ヘーゼルナッツのナッツ系フレーバー クリーミーなボディと滑らかな口当たり 栽培特性: 中米の高地(1,400m以上)に適応 ブルボンよりも病害に強い 収量は中程度 代表的な産地: エルサルバドル、グアテマラ 特徴: ゲイシャほど華やかではないが、バランスの取れた高品質 カッピングスコア: 85-88点 ジャバニカ(Javanica) - 幻の品種 ティピカの亜種で、ジャマイカブルーマウンテンの遺伝子を持つとされる希少品種。 風味特性: クリーミーで滑らかなボディ マイルドで上品な酸味 ヘーゼルナッツ、アーモンドのナッツ系 ミルクチョコレート、キャラメルの甘み 栽培特性: 高地栽培に適するが、病害に弱い 収量は少なく、栽培農家も限定的 代表的な産地: インドネシア(ジャワ島)、カメルーン 特徴: 滑らかで洗練された味わい、ブルーマウンテンに似た品質 ネクストゲイシャ種の共通点 これらの希少品種には、いくつかの共通した特徴があります: 極めて高い品質ポテンシャル カッピングスコア85点以上が標準 適切な栽培・精製で90点超えも可能 複雑なフレーバープロファイル フローラル、フルーティー、ワインライクな風味 多層的で長い余韻 希少性と栽培の難しさ 収量が少なく、商業生産には不向き デリケートで高度な栽培技術が必要 限られた農家のみが生産 高価格帯での取引 スペシャルティコーヒー市場で高値 オークションでは更に高額で落札 テロワールへの敏感さ 栽培環境(標高、気候、土壌)が風味に大きく影響 精製方法の選択が品質を左右 焙煎へのこだわり: 各品種の個性を最大限に引き出す焙煎プロファイル 浅煎り〜中煎りで、フローラルやフルーティーな風味を強調 少量ずつ丁寧に焙煎し、鮮度を保つ これらの希少品種は、スペシャルティコーヒーの最前線を体験できる貴重な機会です。ぜひ、その唯一無二の風味をお楽しみください。 コーヒーの風味は、品種だけでなく、栽培環境(テロワール)、精製方法、焙煎プロファイルによって大きく変わります。 AMBER & JADE ROASTERSでは、各品種の特性を理解した上で: 産地ごとの個性を引き出す焙煎プロファイルを設計 品種特有のフレーバーノートを最大化 雑味のないクリーンなカップを実現 品種の未来 気候変動や病害の脅威に対応するため、World Coffee Researchは新しい品種の開発を続けています。高品質を維持しながら、持続可能な栽培を可能にする品種が求められています。 当店では、伝統的な品種から最新のハイブリッド品種まで、幅広い品種のコーヒーを取り扱っています。それぞれの品種が持つユニークな風味をぜひお楽しみください。 まとめ コーヒー品種の知識は、スペシャルティコーヒーをより深く楽しむための鍵です。World Coffee Researchのバラエティカタログは、品種の科学的理解を深める貴重な資料として、業界全体で活用されています。 AMBER & JADE ROASTERSでは、国際審査員の専門知識を活かし、各品種の個性を最大限に引き出したコーヒーをお届けしています。 参考資料: World Coffee Research Variety Catalog (varieties.worldcoffeeresearch.org)
続きを読む【掲載実績のお知らせ】東京グルメ手帖に掲載されました
当店がStorePro Assistが運営する飲食店紹介メディア「東京グルメ手帖」に掲載されました。都内の飲食店を厳選して紹介するInstagramアカウントで、当店のこだわりや接客について詳しく紹介いただいています。
続きを読むホワイトデーブレンド 深煎りコーヒー豆が新発売
ホワイトデーのために特別にブレンドした深煎りコーヒー豆が新発売。ブラジル、グァテマラ、エチオピア、パプアニューギニアの豆を使用し、ビターチョコや熟したベリー系の風味が特徴です。
続きを読む「焙煎度で変わるコーヒーの健康効果 | 浅煎り・中深煎り・深煎りの飲み分けガイド」
近年、コーヒーの健康効果が世界中で注目されています。国立台湾大学の研究では、コーヒーや紅茶を日常的に摂取する人は認知症リスクが低下すると報告されています。さらに興味深いのは、浅煎り、中煎り、深煎りといった焙煎度によって含まれる成分が異なり、それぞれ異なる健康効果が期待できるという点です。25年以上の経験を持つスペシャルティコーヒーのスペシャリストとして、焙煎度別の特徴と最適な楽しみ方をご紹介します。 浅煎りコーヒーの特徴 - HISUI BLEND(中浅煎り) 注目成分:クロロゲン酸とトリゴネリン クロロゲン酸は生豆の状態で最も多く含まれ、焙煎を加えることで徐々に減少するため、浅煎りコーヒーに豊富に含まれています。 研究によると、クロロゲン酸には以下のような働きが報告されています。 血糖値への働きかけ : 糖を分解する酵素に作用し、血糖値の上昇を緩やかにする可能性が研究されています 脳への働きかけ:トリゴネリンという成分が脳神経細胞に作用し、記憶力との関連が研究されています 血管への働きかけ : トリゴネリンは血管の酸化を抑える働きが期待されています おすすめシチュエーション:朝食後、午前中の仕事前、健康を意識したい方に。HISUI BLENDのフルーティーで明るい酸味が、一日を爽やかにスタートさせます。 中深煎りコーヒーの特徴 - KOHAKU BLEND(中深煎り) 注目成分:フラン類(5-HMF) 浅煎りの成分が減り始め、深煎りの成分が増え始める中煎りには、独特の成分フラン類が含まれます。 中深煎りコーヒーの特徴: バランスの良い成分構成:南高梅の梅肉エキスにも含まれるフラン類が生成されます 血液循環への期待:血液の流れをサポートする働きが研究されています 幅広い健康サポート: 浅煎りと深煎り両方の成分を適度に含みます おすすめシチュエーション: 午後のブレイクタイム、デスクワーク中、バランスの取れた味わいを求める方に。KOHAKU BLENDのまろやかなコクと甘みが、集中力を持続させます。 深煎りコーヒーの特徴 - FRENCH BLEND(深煎り) 注目成分 : ピロカテコール、キナ酸、ナイアシン、NMP 深煎りでは焙煎によって新たな成分が生成されます。 深煎りコーヒーに含まれる成分: ピロカテコール : 慶應義塾大学の研究では、水晶体内の抗酸化活性との関連が報告されています キナ酸 : 尿を酸性にする働きがあり、クランベリージュースにも含まれる成分です ナイアシン : 体内のエネルギー源であるミトコンドリアに作用し、活力をサポートします NMP(香り成分) : アロマと同様に、副交感神経に働きかけリラックス効果が期待されます おすすめシチュエーション : 夕方以降、食後のリラックスタイム、読書や会話を楽しむ時間に。FRENCH BLENDの深いコクと芳醇な香りが、心地よいひとときを演出します。 焙煎度別の楽しみ方 当店の「飲み比べセット(3種)」なら、HISUI BLEND、KOHAKU BLEND、FRENCH BLENDの3つの焙煎度を一度にお試しいただけます。その日の体調や気分に合わせて、焙煎度の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。 まとめ コーヒーは焙煎度によって含まれる成分が異なり、それぞれ異なる特徴を持っています。朝はHISUI BLENDのフルーティーな味わいで爽やかに、午後はKOHAKU BLENDのバランスの取れた味わいで集中力を保ち、夜はFRENCH BLENDの深いコクでリラックスを。25年以上の経験を持つスペシャルティコーヒーのスペシャリストが厳選した3つのブレンドで、豊かなコーヒーライフを始めましょう。 参考情報: 本記事は、コーヒーの健康効果に関する各種研究報告や専門家の見解を参考に作成しました。 参考:女性自身「コーヒーは焙煎度で健康効果が違う!? 医師がおすすめの"眠気覚まし"じゃない飲み方とは」(2026年2月18日)、東京薬科大学名誉教授・岡希太郎氏、消化器外科医・石黒成治氏の見解
続きを読む春限定のスペシャルブレンドが登場
春の訪れとともに、AMBER & JADE ROASTERSから新しいブレンドコーヒーが登場しました。その名も「スプリングブレンド」。 国際審査員の経験を持つ焙煎人が、春の季節にぴったりの豆を厳選し、丁寧に焙煎したスペシャルティコーヒーです。 スプリングブレンドの特徴 フローラルな香りとブルーベリーやストロベリーを想わせる爽やかな酸味、そしてキャラメルのような柔らかな甘みが調和した、春らしい華やかな味わいが特徴です。 朝のコーヒータイムに、午後のリラックスタイムに、春の訪れを感じながらお楽しみいただけます。 スペシャルティコーヒーのスペシャリストが厳選 25年以上の経験を持ち、Cup of Excellenceの国際審査員を務めた経験を持つ焙煎人が、春の季節に最適な豆を厳選。一杯一杯に、スペシャルティコーヒーの専門性が息づいています。 季節限定のお楽しみ スプリングブレンドは季節限定商品です。春の訪れとともに、ぜひこの特別なブレンドをお試しください。 春限定のスプリングブレンドをご用意しました。ブラジル、エルサルバドル、エチオピアをブレンドし、ブルーベリーやストロベリーの爽やかな酸味とハチミツの甘さが特徴です。春の訪れを感じる華やかな風味をお楽しみください。 ▶ [スプリングブレンド](/products/spring-blend-specialty-coffee) ※ご注文の商品は7営業日以内に発送いたします。
続きを読むコーヒーの精製処理方法:乾燥プロセスの違いと品質への影響
コーヒーの精製処理方法を徹底解説。Washed、Natural、Honey、Pulped Naturalなど各プロセスの違い、国による処理方法の特徴、環境に配慮した汚水処理、ブラジルBSCAの品質規定まで、スペシャルティコーヒーのスペシャリストが詳しく説明します。
続きを読むゲイシャ種の奇跡:エチオピアの森からパナマ、そして世界へ
1930年代にエチオピアで発見され、70年以上忘れ去られていたゲイシャ種が、2004年のパナマで奇跡的な復活を遂げた物語。スペシャルティコーヒーの概念を変えた伝説の品種の歴史と、AMBER & JADE ROASTERSが厳選する2つの特別なゲイシャ(インフューズド セレクション レモンキャンディーとリオ バミサ ダブル発酵)をご紹介します。
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