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なぜ「スペシャルティコーヒー」は「スペシャリティ」と言わないのか

なぜ「スペシャルティコーヒー」は「スペシャリティ」と言わないのか

コーヒー業界でよく使われる「スペシャルティコーヒー」という言葉。インターネットやホームページで「スペシャリティコーヒー」と書かれているのをよく目にしますが、実は正確には誤りなのです。

アメリカ英語の発音が由来

その理由は、スペシャルティコーヒーがアメリカで興隆したコーヒーカルチャーに由来するためです。英語の「Specialty Coffee」は、アメリカ英語での発音に基づいて「スペシャルティ」とカタカナ表記されます。

イギリス英語では「Speciality」と綴られることもありますが、スペシャルティコーヒーの文化と基準はアメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA)を中心に発展してきた経緯があるため、アメリカ英語の発音が標準となっています。

「スペシャルコーヒー」との違いにご注意を

同じ「スペシャル」という言葉でも、「スペシャルコーヒー」や「スペシャルブレンド」は全く別の意味です。これらは「安い」「お得」といった価格面を強調する表現として使われることが多く、味や品質を表現するにはあまり適していません。

一方、「スペシャルティコーヒー」は、厳格な品質基準をクリアした高品質なコーヒーを指す専門用語です。生産地、品種、精製方法などが明確で、カップ評価で80点以上のスコアを獲得したコーヒーのみが「スペシャルティコーヒー」と呼ばれます。

正しい表記を知ることの意味

「スペシャルティ」と「スペシャリティ」、わずかな違いに思えるかもしれませんが、正しい表記を使うことは、スペシャルティコーヒーの歴史と文化への理解を示すことにもつながります。

ちょっとした豆知識でしたが、これからは自信を持って「スペシャルティコーヒー」と表記してくださいね。

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